My very first experience on Broadway...
Musical大っ好きなんです。
好きになったのは小学校1年生のとき、
LAのCentury CityにあるShubert Theaterで2nd National Tourを始めた
Les Misérables
でした。
1番前のド真ん中の席。
小学1年生の私はすっかりMusicalの世界の虜でした。
あの難しい話が理解できたかは覚えていません。
ですが、One Day Moreというナンバーで、
舞台の奈落から顔を突然出すMr. & Mrs. Thénardiersに恐怖を感じつつ、
目が離せず...
小さな子が目をキラッキラさせて観てたからでしょうか。
お二人が、完全に私の方向に向かって歌ってくださったのです。
（そんな気がしただけかもしれませんが。）
でも、とにかく、目は合いました。
そこから、私のMusical好きは始まり、
両親はLAのReigional Theaterの会員となり、
私に頻繁にMusicalを観せてくれていたのでした。
小さい頃にNYCに行ったとき、お友達の家族といたので、
きっとMusicalを観れなかったのでしょう。
私のMusical on Broadwayのデビューは2003年でした。
とりあえず、何がかかっているのかも知らない。
完全に"お上り"さん状態。
その年にTony Awardの作品賞を受賞した、
Hairsprayを観てみたい気もしたけれど、
まったくどんな作品か不明。
tktsに並び（今ある場所でしたがキレイになる前、ホントに簡易な作りだった）、
上を見上げると、HairsprayのBillboard。
でも、ドアップの女の子のポスターでまったく意味がわからず...
うーん、と悩んでみたものの、tktsには売っていなかったので、
大好きなDisneyの作品である
Beauty and Beast
を観ることに。
tktsというdiscountブースで買ったのに、こんなにいいの?!
とすべてにウッキウキ。
劇団四季のを観劇した際に購入したOBCのCDを聴きまくり、
歌いまくっていたので、
曲は1曲以外知っている♪
もう夢のBroadwayで舞台が観れるなんて、
それだけで感動でした。
小さめな劇場で感じるころのできる臨場感も素晴らしい。
久しぶりに観るMusicalに心躍る気分でした。
Act 1.は本当に本当にあっという間。
素敵なお話に、素晴らしい楽曲、そして美しい衣装。
何もかにもが完璧でした。
Intermissionのとき、 Goodsコーナーを見にいき、
何から何まで欲しくなるというテンションの高さ。
何か買いたい!!
そう思った私は、何を記念に買って帰ろうか考えあぐねて、席に戻りました。
すると目の前に素敵な光景があったのです。
アメリカのどこかからBig Appleに観光にきたご夫婦。
年齢は40代半ばくらいだったしょうか。
Tシャツにデニム、スニーカーという決してオシャレではない、
典型的なアメリカ人。
席に戻ってきたHusbandがWifeにバラの造花を渡したのです。
Goodsコーナーで販売していた赤いバラです。
なんとロマンチックなのだろうと、感動しました。
こういう心遣いがアメリカだなーって。
Act2が始まり、CDに収録されていない曲に耳を奪われました。
"Change in Me"
とっても素敵な曲なのになぜ収録されていないのだろう？
これは後から調べて分かったのですが、BBがBroadwayで開幕した4年後の1998年に、
Belleを演じた、Toni Braxtonのために書き下ろされた曲のようです。
このFlexibilityもBroadwayの魅力だと私は思います。
舞台も終盤、すっかり陶酔しきった私は
最後に感動で号泣したことはお伝えするまでもないですね。
またいつ来れるかわからないMusicalの聖地、Broadway。
このあと、自分がもっともっとMusicalの世界に魅了されていくなどとは思いもよりませんでした。
帰りに、赤いバラがスタッズで描かれたトップスを購入し、
私のBroadway Debutは幕を閉じました。
それからBeauty and Beastが終演する2007年までの間に、3回ほど見ました。
この作品は歴代6位のロングランを記録しています。
いつ見ても、感動がある、ピュアな世界は他のDisney on Broadwayの作品として、
他の作品たちに受け継がれています。
1999-2007にBeauty and Beastが上演されていたLunt-Fontanne Theater
